2014年1月7日火曜日

新年おめでとうございます



松の内にぎりぎりセーフ。
新年おめでとうございます。

ブログを移転したのもつかの間、
本業の原稿がたてこんでいきなり更新が滞り
マイペースなスタートとなりました。
引き続き気長に見守っていただけますと幸いです。。。

昨年は、多くの方々や
たくさんの美味しいものたちと
ご縁をいただいた一年でした。

出会った方々の生き方や
食材の背景にあるストーリーから
刺激や力をもらったことも数知れず。

今、わが家でいただいているお米も
日々の力をくれる一品。
宮城県東松島で生産されている
ササニシキの変種「かぐや姫」です。



このお米を教えてくれた地元の精米店、
亀太さんのサイトから引用させていただくと・・・
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平成5年、東北地方は大冷害にみまわれ、
ほとんどお米が実りませんでした。
そんな中、ササニシキの水田でひときわ背が高く、
完全に実った3本の穂が見つかりました。

ササニシキが突然変異して誕生したのが
「かぐや姫」で、平成11年3月に品種登録されました。

普通の稲は穂が出てから40~50日で成熟しますが、
「かぐや姫」は60~70日かけてじっくり成熟する
超晩生品種です。粘りと甘みが強く、
一粒一粒にうまさが凝縮されています。
まさに「天から授かったお米」です。

栽培が大変なため生産面積は12haと
ごくわずかですが、
生産者グループ「竹取倶楽部」が
この希少品種を大切に育てています。

また今回の震災でJA石巻管内も津波の被害を受け
この かぐや姫を作っている農家6軒のうち
5件の田が被害を受けました。

たった一軒のみが残り
そのお米が入荷しました。

東松島 木村正明さんの かぐや姫 奇跡のお米です。
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※原文は下記をご参照ください。
http://www.kameta.biz/toletatejohokaguyahime.html

唯一残った生産者、木村さんの田んぼも
塩害を受けたため当初はお米の等級が下がり、
何度も除塩を重ねて今シーズンついに
1等を獲得されたといいます。

大冷害と津波を生き抜いたお米。

それを思うと、噛むたびに何か
力をわけてもらっているような思いがします。

今年は与えられるばかりでなく、私も
小さくても何かを差し出せる人になれますように。
道のりが遠すぎて目まいがしますが(笑)
焦らず、急がず、進んでまいります。

本年もよろしくお願いいたします。

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